丈夫で健康な牛を育てるために国産の飼料を与えることは欠かせない条件です。米を収穫した後の稲わらは牛にとって大切な草であり、そして、信頼のある食肉をお届けする有効な資源です。石巻には広大な稲作地帯があるだけでなく、雪も少なく、海からの冷たい風が稲わらを乾燥させるのに適しています。地域の良質な稲わらを、地域の従業員が育てる。こうした自然に恵まれた環境が私たちの基盤を固めてきました。
大切にしているのは、いいものを一貫体制で、じっくりと。つまり、徹底した品質管理です。私たちの和牛は主に大手食品加工メーカー向けに取引されています。販売ルートが決まっているため、牛を育てることだけに集中できる。このゆとりこそが、本物の「安心」と「安全」を確保できると信じています。
現在、宮城・岩手の従業員数は62名、グループ会社を含め約150名。若者が生き生きと働けるよう雇用にも積極的に取り組んでおり、女性も和牛職人を目指し活躍しています。また、10年前より高齢化などで後継者を失った牛舎の買い取り活用にも取り組み、各地へ規模を拡大。頭数7,000頭を超える東北有数の畜産企業となりました。
うしちゃんファームでは牛を育てるプロの資格基準である『匠基準』を定め、技術と信頼を育ててきました。生産者はただつくれば終わりではない。消費者に提供するまで責任をもつことが肥育のエキスパート「和牛職人」としての誇りである。うしちゃんファームの和牛職人はみなそのように胸を張って語ります。
うしちゃんファームのロゴは、ダイヤの原石をイメージしています。
誰が聞いても1度で覚えてもらえ、小さな子どもから大人まで分かりやすい名前にしたかったという思い、最高のストーリー商品を消費者にお届けしたいという想いが込められています。